雲林院蘇山

公開日

雲林院蘇山
天保8年(1837)-大正3年(1914)
天保8年、現在の熊本市新町に俳人・柳水草月の子として生まれる。名は彌四郎。
のち雲林院家の養子となって家を嗣ぐ。
はじめ梶山九嶽、のち豊後竹田の渕野桂仙に学んだ。
明治23年及び26年の日本美術協会共進会での受賞歴を始めとして、同36年の第5会内国勤業博覧会(大阪)では、熊本から唯一の入選を果たしている。
また、明治26年の北米シカゴ博覧会に出品した作品は、フランスの美術館に買い上げられたとも伝えられている。
「鯉の蘇山」と称されたように、鯉を描かせては他の追随を許さなかったという。

略年譜
天保 8年(1837) 熊本市に生まれる。
明治36年(1903) 第5会内国勤業博覧会に《遊鯉》を出品。
明治42年(1909) 第43回日本美術協会展に出品、三等褒章を受ける。
大正 3年(1914) 死去。

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